【ここに注目】パラ射撃

パラ射撃は1976年のトロント大会から実施されている伝統ある競技で、ライフル銃やピストルを使って固定された標的を撃ち、中心に近いほど得点が高くなる「ライフル射撃」で競います。

海外勢のレベルが高く、最後の1発まで冷静に打ち続ける精神面の強さが重要で、1発のミスが勝敗に大きく影響します。
選手がひじを固定するテーブルを取り付けた競技用の車いすなど、使われる用具にも注目です。

日本代表の顔ぶれ

【男子】
佐々木大輔
【女子】
水田光夏
日本代表選手は、いずれも初めてのパラリンピックとなる、混合エアライフル伏射「SH1」のクラスの佐々木大輔選手と、混合エアライフル伏射「SH2」のクラスの水田光夏選手の2人です。
2人が出場する混合エアライフル伏射は、男子と女子の区別なく行われ、10メートル先の標的を狙います。
中心の10点圏の大きさは直径わずか0.5ミリです。伏射は競技用の車いすに取り付けたテーブルを床とみなして、両ひじを乗せて銃を撃ちます。
佐々木選手が出場する「SH1」は自分の腕で銃を保持して撃ちますが、水田選手が出場する「SH2」はライフルを乗せる支持スタンドの使用が認められます。

東京大会で感謝の気持ちを

水田選手は競技に加えて、その手元や用具にも注目です。
カラフルなネイルにこだわりがあり、弾を込めるときなどに、そのデザインを見て気持ちを高めていくといいます。また、身の回りの道具にピンクを好んで使っています。
去年は競技用の車いすなど用具を新しくするため、クラウドファンディングで目標の2倍近い金額を集め、支援してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えようと、東京大会に臨みます。