米西部各地で山火事 煙が大陸横断しNY州などに到達 高温原因か

アメリカ西部では高温などが原因とみられる山火事が各地で起き、発生の規模はことし最大と伝えられています。アメリカの気象当局は、山火事の煙が大陸を横断し東海岸にまで到達していると分析していて、ニューヨークなどでも長時間の外出を控えるよう注意が呼びかけられています。

アメリカ西部では高温と乾燥が原因とみられる山火事が各地で起きていて、地元メディアは、発生箇所はおよそ80に上りことしに入って最大規模だと伝えています。

このうちカリフォルニア州では、これまでに10万ヘクタール以上が焼失し、2300人以上が避難したほか、北に隣接するオレゴン州では15万ヘクタール以上が焼失するなど、勢いが収まっていません。
NOAA=アメリカ海洋大気局の下部組織は、山火事の煙が大陸を横断して東部のニューヨーク州などに到達したと分析していて、環境保護局は大気汚染レベルが高いため、東部や中西部の広い範囲でも長時間の外出を控えるよう呼びかけています。

およそ4000キロ離れた東海岸のニューヨークでは、街全体に薄い雲がかかったようになり、遠くの建物などがかすんで見えにくくなっています。

消防関係の機関によりますと、アメリカ西部では高温などのため、9月まで山火事が発生しやすい状況が続く見込みで、住民に注意を呼びかけています。