低レベル放射性廃棄物埋設施設の増設 来年度にも運用開始 青森

全国の原子力発電所から出ている低レベル放射性廃棄物を埋設している青森県の施設が満杯に近づいていることを受けて、事業者が申請していた施設の増設について、原子力規制委員会は、規制基準に正式に合格したと発表しました。早ければ来年度から運用が始まることになりました。

原子力規制委員会は21日、定例の会合を開き、事業者の日本原燃が建設した低レベル放射性廃棄物を受け入れる施設の増設について、規制基準に正式に合格したことを示す審査書を取りまとめました。

全国の原発から出ている低レベル放射性廃棄物は、これまで青森県六ヶ所村にある施設で29年前から受け入れてきましたが、すでに9割ほど埋まっています。

施設の増設は、日本原燃が3年前、規制委員会に申請し、200リットルのドラム缶で26万本分が入る容量で、運用開始から27年間受け入れ可能だとしていて、今後は建設工事が本格化する見通しです。

日本原燃によりますと、低レベル放射性廃棄物はコンクリートで覆い、地下およそ20メートルの深さに水を通しにくい土などで埋め、300年間監視する計画で、来年度から増設した施設の一部で運用を始める予定です。