6月の輸出額 前年比48.6%増 4か月連続増加 過去2番目の水準

6月の日本の輸出額はアメリカ向けの自動車の輸出が増えたことなどから、去年の同じ月を48.6%上回って7兆2208億円となり、6月としては過去2番目に多い水準となりました。

財務省が21日に発表した貿易統計によりますと、6月の日本の輸出額は7兆2208億円で、去年の同じ月を48.6%上回りました。

輸出額の増加は4か月連続で、去年のこの時期の輸出額が新型コロナウイルスの影響で前の年よりも大きく減っていたことの反動で、大幅な増加となりました。

アメリカ向けの自動車や自動車部品のほか、中国向けの半導体製造装置など、コロナ禍からの景気の回復が比較的早い国への輸出が伸びていて、輸出額は6月として過去2番目に多い水準です。

一方、輸入額は原油価格の上昇などを反映して、去年の同じ月よりも32.7%増えて6兆8376億円となりました。

この結果、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3832億円の黒字で、2か月ぶりの貿易黒字となっています。

また、6月までのことし上半期の輸出額は、去年の同じ時期を23.2%上回る39兆8573億円となりました。

新型コロナウイルスの影響を受ける前の、おととしの下半期の輸出額も上回り、コロナ前の水準を回復しました。