露プーチン大統領 アフガニスタンの情報 米と共有提案 有力紙

アメリカがアフガニスタンから軍を撤退させることを受けて、ロシアのプーチン大統領は現地でロシア軍が得た情報などをアメリカと共有する用意があるとバイデン大統領に提案したとロシアの有力紙が伝えました。アメリカへの協力姿勢を示すことでアメリカ軍が中央アジアに新たな基地を設置しないよう、けん制するねらいもあると見られます。

アフガニスタンでは、軍事作戦を続けてきたアメリカが来月末までに軍の撤退を完了させるとしていますが、ロシアはアメリカ軍が中央アジアに新たな基地を設置しないか警戒しています。

ロシアの有力紙「コメルサント」は17日、プーチン大統領が先月、バイデン大統領と行った首脳会談で中央アジアのタジキスタンとキルギスにあるロシア軍基地の使用について協力することを提案し、この中にはドローンを使って得た情報を提供することが含まれるとしています。

プーチン大統領としてはアメリカに異例の協力を提案することで、ロシアが勢力圏と位置づける地域にアメリカ軍が新たな基地を設置しないようけん制するねらいもあると見られます。

この報道についてロシア大統領府のペスコフ報道官は19日、メディアに対して「認めることはできないが否定もしない」と述べるにとどまりました。