オリンピック サッカー初戦に向け森保監督「準備に集中」

東京オリンピックのサッカー男子で22日予選リーグで対戦する日本と南アフリカの監督らが会見に臨み、森保一監督が「試合に向けて準備することに集中したい」と述べたのに対し、選手2人が新型コロナウイルスに感染した南アフリカのノトアネ監督は「精神的に厳しい状況だが100%を出し切る」と話しました。

日本は22日、東京スタジアムで行われる予選リーグの初戦で南アフリカと対戦します。

南アフリカは選手とスタッフ合わせて3人が新型コロナウイルスに感染し18人が濃厚接触者に認定されましたが、大会組織委員会は濃厚接触者も試合の6時間前の検査で陰性の場合は試合に出場できるという考えを示しています。

きょうは両チームとも千葉県内で練習を終えたあと、両チームの監督と選手が会場の東京スタジアムで記者会見に臨みました。

日本の森保監督は「試合の可否も含めて懸念はあるが試合に向けて準備することに集中したい。チームの中でも動揺はなく、選手たちは情報に惑わされることなく落ち着いていい準備をしてくれると思う」と意気込みを話しました。

一方、南アフリカのノトアネ監督はディフェンダーのマレペ選手とともに会見に臨み「日本はアグレッシブで才能あるチームだ。精神的に厳しい状況だが100%を出し切るつもりだ」と話しました。

試合を開催するためには少なくとも13人の選手を登録する必要がありますが、ノトアネ監督によりますと22日の試合に向けて感染した2人をのぞく17人の選手が出場する準備を進めているということです。

イタリア1部リーグでプレーする日本代表のキャプテン、吉田麻也選手は「南アフリカに陽性者が出たことは残念だが今大会はマネジメントも大事。やるべきことに集中していい準備をすることに尽きる。気を緩めることなくやっていきたい」と終始、冷静な態度を崩しませんでした。

報道陣から「安心・安全にプレーできると思うか」と問われると「陽性判定が出た選手はメンバー外になる形で1年間、イタリアで試合をやってきているので個人的には全く問題ないと思う。ホテルも厳しいルールのもとで生活している。特に危険を感じることも今のところない」と淡々と話していました。

大会に向けては「非常に楽しみにしているしいよいよだなという気持ち。ホームでいい環境で準備し、いい対戦相手といい試合ができてチームとしても非常に上がってきている」と述べました。