パラ視覚障害 唐澤選手 金メダルへ意気込み「伴走者に恩返し」

パラ陸上の男子5000メートル視覚障害のクラスで世界記録を持つ唐澤剣也選手(27)がおよそ1か月後に迫った東京パラリンピックでの金メダル獲得へ意気込みを語りました。

10歳のとき網膜剥離のため失明した唐澤選手は前回のリオデジャネイロ大会をきっかけに競技を始め、ことし5月に男子5000メートル視覚障害のクラスで15分9秒94の世界新記録をマークして東京パラリンピックの金メダル候補に名乗りを上げました。

20日オンラインで会見した唐澤選手は世界記録の要因として、4月から伴走者を務める元箱根駅伝ランナーの小林光二さんと歩幅が合うため力まずに走ることができ、力を温存できたことが終盤のスパートにつながったと分析しました。

東京パラリンピックの勝敗の鍵として暑さへの対応を挙げ、中東のドバイで行われたおととしの世界選手権で気温が30度を超える中、5000メートルで銅メダルを獲得したことが自信になっていると話しました。

唐澤選手は「海外選手はパラリンピックに合わせてくるので未知数だが世界記録は自信になっている。最低でもメダルを取りたいし目標の金メダルを取れるよう頑張りたい。コロナ禍でも毎日走れる状況を作り支えてくれた伴走者の方々に恩返しがしたい」と話していました。