熱海 土石流 不明者の捜索続く 生活再建へボランティア支援も

静岡県熱海市で発生した大規模な土石流による被害では、これまでに合わせて19人が亡くなり、21日も行方が分かっていない9人の捜索が続けられます。こうした中、自宅に戻る被災者が増えていて生活再建を支援するボランティアの活動が一部で始まります。

熱海市伊豆山地区で今月3日に発生した大規模な土石流の現場では、20日も警察や自衛隊による捜索で1人が見つかり、その後、死亡が確認され、今回の土石流被害で亡くなった人は合わせて19人となりました。

警察や自衛隊は21日も行方がわかっていない9人の捜索を続けることにしています。

熱海市によりますと、こうした中、市内の2つのホテルで避難生活を続ける人は20日午後の時点で300人余りいる一方で、自宅に戻る被災が増えていて、こうした住民の生活再建を支援しようと21日からボランティアの活動が一部で始まることになっています。

また市は、公的な支援を受けるのに必要な「り災証明書」の発行や、買い物や通院に活用してもらう車を貸し出す「被災者相談窓口」を今月26日から来月10日まで市の総合福祉センターに開設することにしています。

市は大きな被害が出ている区域の住宅およそ50棟の住民については速やかな支援が必要だとして、窓口の開設に先立ってきょうから順次、り災証明書を発行することにしています。