インドで確認された変異した新型コロナウイルス「デルタ株」の感染が急速に広がっているおそれがあります。
同じ変異を持つウイルスへの感染が自治体のPCR検査で確認された人は、19日までの1週間に国内でおよそ1900人に上り、前の1週間の1.8倍に急増していることが厚生労働省のまとめで分かりました。
社会
インド型(デルタ株)感染急拡大おそれ 前の1週間の1.8倍に急増
厚生労働省によりますと、自治体が新型コロナウイルスの感染者の一部にPCR検査を行った結果、19日までの1週間に国内で合わせて1899人が、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株と同じ「L452R」の変異を持つウイルスに感染していたことが分かりました。
前の1週間に確認された人数の1.8倍に急増していて、ほとんどがデルタ株への感染とみられています。
また、厚生労働省などが一部の新型コロナウイルスの感染者の検体を遺伝子解析した結果、19日までの1週間に国内でデルタ株への感染が確認された人は145人で、前の1週間に確認された人数を12人上回りました。
都道府県別では千葉県が最も多く31人、次いで、東京都が25人、神奈川県が19人、静岡県が15人、埼玉県が11人などとなっていて、首都圏で増加が目立っています。
前の1週間に確認された人数の1.8倍に急増していて、ほとんどがデルタ株への感染とみられています。
また、厚生労働省などが一部の新型コロナウイルスの感染者の検体を遺伝子解析した結果、19日までの1週間に国内でデルタ株への感染が確認された人は145人で、前の1週間に確認された人数を12人上回りました。
都道府県別では千葉県が最も多く31人、次いで、東京都が25人、神奈川県が19人、静岡県が15人、埼玉県が11人などとなっていて、首都圏で増加が目立っています。