東京パラリンピック バドミントン 新たに3人が代表に

東京パラリンピックの新競技、パラバドミントンは、追加の推薦枠を得てシングルス種目で3人の選手が新たに東京大会の代表に決まりました。

東京パラリンピックで初めて正式競技となるパラバドミントンの代表は、世界ランキングによる直接の選出が終わり、追加の推薦枠が各種目で割り当てられました。

日本障がい者バドミントン連盟は3種目で追加の推薦枠を得て、20日、その種目の世界ランキングで上位の3人を日本パラリンピック委員会に推薦し代表に決まりました。

新たに代表に決まったのは男子シングルスの腕に障害のあるクラスで世界ランキング5位の今井大湧選手、車いすの比較的障害の重いクラスで世界ランキング9位の長島理選手、また、女子シングルスで腕に障害のあるクラスで世界ランキング4位の亀山楓選手の3人です。

これで、パラバドミントンの代表は12種目で13人となりました。

今井大湧とは

今井大湧選手は愛知県出身の23歳です。男子シングルスの腕に障害のあるクラスで世界ランキング5位です。
身長は1メートル75センチで高さのある力強いショットが持ち味です。今井選手は右腕に障害がありますが、小学生の時から一般に混じってバドミントンを続けてきました。

高校2年生でパラバドミントンに出会い、その年の日本選手権に初出場して優勝し、注目を集めました。2017年の世界選手権では銅メダルを獲得し、東京パラリンピックでもメダル獲得を目指します。

長島理とは

長島理選手は埼玉県出身の41歳です。男子シングルス、車いすの障害の比較的重いクラスで世界ランキング9位です。
中学生のころバドミントンをはじめましたが、大学時代に交通事故で脊髄を損傷して車いす生活となりパラバドミントンに転向しました。持ち味は手首の強さをきかせたショットで相手の逆を突くフェイントプレーです。2018年のアジアパラ競技大会では男子シングルスで銅メダルを獲得するなど国内外の大会で長年活躍してきました。
また、競技を続けるかたわら職場では陶器に汚れがつかないようにするコーティング技術の研究開発を行っていて、特許を取得するなど仕事でも活躍しています。
東京パラリンピックではメダル獲得を目指します。

亀山楓とは

亀山楓選手は宮城県出身の26歳で、女子シングルスの腕に障害のあるクラスで世界ランキング4位です。粘り強いラリーを得意とし相手のネット前にシャトルを落とすクロスヘアピンという得意技も持っています。おととしの世界選手権ではこの種目で銅メダルを獲得した実力の持ち主です。
東京パラリンピックが1年延期された期間にはランニングなどで体力の強化を目指したほか、持ち味の粘りに加えて攻撃的なラリーの組み立てに取り組んできました。