五輪 7人制ラグビー南アフリカ代表 選手ら10人濃厚接触者に

東京オリンピックに向けた鹿児島での事前合宿中に、監督が新型コロナウイルスに感染していることが分かった7人制ラグビー男子の南アフリカの代表チームで、選手など10人が濃厚接触者に当たると判断されました。ただ、その後のPCR検査は陰性だったため、チームは、午後5時半ごろから鹿児島市内のスタジアムで練習を始めました。

東京オリンピックに向けた事前合宿のため、今月17日に鹿児島入りした7人制ラグビー男子の南アフリカの代表チームでは、監督が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、鹿児島市がほかに濃厚接触者がいないか調べていました。

その結果、鹿児島市によりますと20日、選手5人とスタッフ4人、それに関係者1人が濃厚接触者に当たると判断されたということです。

ただ、その後のPCR検査で濃厚接触者を含む選手など18人が陰性だったためチームは、午後5時半ごろから市内のスタジアムで練習を始めました。

大会組織委員会などでは濃厚接触者となった選手について、6時間前を目安にPCR検査を実施して、陰性であることなどを条件に競技への出場や練習への参加を認める方針をまとめています。

鹿児島市によりますと練習の開始はこうした方針に従ったもので、21日もPCR検査を行うということです。