IR汚職裁判 秋元議員の最終弁論「証拠に基づく判断を」

IR=統合型リゾート施設の事業をめぐる収賄の罪と証人買収の罪に問われている秋元司衆議院議員は、20日の裁判で改めて無罪を主張し「裁判所には客観的で明確な証拠に基づく正しい判断をしてほしい」と述べました。20日ですべての審理が終わり、判決は9月7日に言い渡される予定です。

IRを担当する内閣府の副大臣だった衆議院議員の秋元司被告(49)は、中国企業などから合わせておよそ760万円相当の賄賂を受け取ったとして収賄の罪と、贈賄側にうその証言を依頼し現金を渡そうとしたとして証人買収の罪に問われ、検察は懲役5年を求刑しています。

20日の裁判で、秋元議員の弁護士は「議員会館で中国企業側と面会した事実はなく、300万円も受け取っていない。検察が秋元議員を犯罪者に仕立てた事件だ」と改めて無罪を主張しました。

このあと秋元議員が証言台に立ち「検察は取り調べの当初から執ように自白を迫ってきたが、300万円を受け取ったという証拠は示されていない。裁判所には客観的で明確な証拠に基づく正しい判断をしてほしい」と述べました。

また、ともに起訴されている元政策秘書の豊嶋晃弘被告(42)も検察の懲役2年の求刑に対し改めて無罪を主張しました。
裁判は、20日ですべての審理を終え、9月7日に判決が言い渡される予定です。