野球日本代表 直前合宿 ふだんと違うポジションでノック受ける

野球日本代表の東京オリンピックに向けた直前合宿は2日目の20日、楽天の浅村栄斗選手などが複数のポジションを守れるよう、ふだんと違うポジションでノックを受けました。

日本代表の直前合宿は19日から仙台市で始まり、2日目の20日はウォーミングアップやキャッチボールのあと守備練習が行われました。

オリンピックではほかの国際大会と比べて野手の人数が限られていることから、選手たちは複数のポジションをミスなくこなせるよう、ふだんと違うポジションでノックを受けました。

このうち楽天ではセカンドを守る浅村選手がファースト、ソフトバンクの栗原陵矢選手は外野のライトに加えて、サードとファーストの守備に取り組みました。

また広島では主にライトを守る鈴木誠也選手がセンターでノックを受けていました。

鈴木選手はおととしのプレミア12では全試合で4番に座って活躍し、大会のMVPに選ばれました。

オリンピックでも主軸として活躍が期待されていて、バッティング練習では持ち味の広角に鋭い当たりを打っていました。

日本代表は今月24日と25日に強化試合を行ってから福島へ移動し、28日に福島県営あづま球場での初戦に臨みます。

浅村「金メダルを取るために頑張りたい」

浅村栄斗選手は複数のポジションで守備練習をしたことについて「言われたところをできるように今、準備しておきたいなと思っている。不慣れなポジションではあるが練習していけば大丈夫だと思う」と話していました。

また、自身の健康状態については「ワクチンの副反応でオールスターゲームに出場できなかった。だからといって、ペースを上げすぎてけがするというのがいちばんやってはいけないことなので、とにかく自分らしく調整して本番を迎えられたらと思う」と話していました。

そのうえで「金メダルを取るために頑張りたいと思っているので、そこだけ意識してやりたい」と意気込んでいました。

栗原「何か1つでも貢献できれば」

栗原陵矢選手は複数のポジションで守備練習をしたことについて「僕自身、どこでもやりたいと思っているので、本当に不安なく試合に入っていけるように、どこでも練習したい」と話していました。

また、プロ野球の登録ポジションであるキャッチャーの練習については「ブルペンで球を受けたいと思う。そこは自分から言っていきたい」と意欲を示しました。

そのうえで「負けられない戦いが続くので、その中で自分のやるべきこと、できることを全うしていきたい。金メダルを取るためにやっているし、そこだけを目標に頑張りたい。何か1つでも貢献できれば」と意気込んでいました。

鈴木「優勝して稲葉監督を喜ばせたい」

鈴木誠也選手はバッティングの状態について「あまりよくないが、今持っているものを出すには精神的な部分が大きく関わってくると思う。気持ちはすごく充実しているので、そこさえ崩れなければ、試合で1本出れば勝手に変わってくると思う」と話していました。

また、センターの守備については「やったことがないし、まだ練習なのでなんとも言えないが、楽しかった」と話していました。

そして、オリンピックへ向けて「泥臭く勝てればなんでもいい。優勝して稲葉監督を喜ばせたい」と意気込んでいました。