英の最新鋭空母 9月に横須賀に寄港 日英防衛相会談で確認

岸防衛大臣はイギリスのウォレス国防相と会談し、イギリスの最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」が、ことし9月に在日アメリカ海軍の横須賀基地に寄港することを確認し、共同訓練を通じて防衛協力を一層深化させることで一致しました。

会談は防衛省で行われ、冒頭、岸大臣は「両国を取り巻く安全保障環境は速いスピードで厳しさを増しており、結束した対応が極めて重要だ」と述べ、ウォレス国防相も「両国が共有する価値観を守るために立ち上がるのは義務だ」と述べました。

そして、海洋進出を強める中国を念頭に、力による一方的な現状変更の試みに強く反対することで一致しました。

また、イギリスの最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」が、ことし9月に在日アメリカ海軍の横須賀基地に、また、同行する艦艇が国内5か所にそれぞれ寄港することを確認しました。

そのうえで、自衛隊とイギリス軍の共同訓練を実施していくことでも一致しました。

さらに、航空自衛隊の次期戦闘機について、エンジンシステムの開発での協力をめぐって、協議を加速させていくことになりました。

一方、ウォレス国防相は共同記者発表で、インド太平洋地域に関連して「2隻の船を恒久的に展開する。数年後には『沿岸即応部隊』が、この地域に展開されることになる」と述べました。