ことし生まれた子鹿が公園デビュー “優しく見守ってね” 奈良

奈良市の奈良公園で、ことし生まれた子鹿たちが20日、初めて園内に放されました。

奈良市の奈良公園では、毎年5月から6月をピークに鹿が出産期を迎え、ことしは7月上旬までに64頭の子鹿が生まれています。

20日は、これまで子鹿たちが過ごしていた鹿の保護施設「鹿苑」の扉が開かれ、母鹿とともにことし生まれたすべての子鹿が、一斉に公園内に放たれました。

子鹿たちは20日、初めて保護施設の外に出たということで、多くは慎重な様子で母鹿の後について公園内を歩いていました。

鹿の保護に取り組んでいる「奈良の鹿愛護会」の石川周事業課長は「子鹿たちは怖がっている様子だったが、少しずつ公園での生活に慣れてもらえたらいいと思う。皆さんに愛されるような存在になってほしい」と話していました。

愛護会によりますと、子鹿はまだ体が小さく、人が多くいる環境にも慣れていないので、見かけても、触ったり追いかけたりせずに優しく見守ってほしいということです。