河野規制改革相 希望する国民のワクチン9月末までに確保できる

新型コロナウイルスのワクチンについて、河野規制改革担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、希望するすべての国民が接種する量を9月末までに確保できる見通しだとして、追加の調達は必要ないという考えを示しました。

この中で河野規制改革担当大臣は、ワクチン接種の状況について、全国で7000万回を超え、少なくとも1回接種した人は、全人口のおよそ3割で、高齢者ではおよそ8割となると説明しました。

そのうえで記者団が「『もう少しワクチンがほしい』という自治体の声もあるが、追加の調達についてどう考えているのか」と質問しました。

これに対し河野大臣は「ワクチンは不足していない。追加で調達することは考えていない」と述べ、希望するすべての国民が接種する量を9月末までに確保できる見通しだとして、追加の調達は必要ないという考えを示しました。