熱海 土石流 残された土砂で2次災害のおそれ 国が砂防工事

今月3日、大規模な土石流が発生した静岡県熱海市では、残された土砂が今後の雨で再び流れ出すおそれがあるとして、国土交通省は静岡県の要請を受け、20日から土砂の撤去などの工事を始めています。

国土交通省によりますと、熱海市で発生した土石流は逢初川を2キロにわたって流れ下り、上流部や川沿いには、今も大量の土砂が不安定な状態で残っています。

今後の雨などで土砂が再び流れ出し、2次災害が起きるおそれが極めて高く、渓流内や砂防えん堤に残された土砂を撤去したり、すでにあるえん堤の数百メートル下流に新たな施設を建設する必要があるということです。

ただ施工にあたっては、堆積した土砂が非常に不安定なうえ、急な斜面では無人の重機で作業するなど高度な技術が必要だとして、静岡県からの要請を受け、20日から国が代わりに工事を行っています。