米議会乱入 トランプ前大統領支持者の男に禁錮8か月 連邦地裁

ことし1月、アメリカ連邦議会議事堂にトランプ前大統領の支持者らが乱入した事件で、首都ワシントンの連邦地裁は南部フロリダ州の男に禁錮8か月の実刑判決を言い渡しました。

ことし1月、アメリカ大統領選挙の結果に不満を持つトランプ前大統領の支持者らが連邦議会議事堂に乱入した事件では警察官を含む5人が死亡、500人以上が訴追されています。

このうち、南部フロリダ州に住む38歳の男について、首都ワシントンの連邦地裁は19日、選挙結果を確定させる公的手続きを妨害した罪で、禁錮8か月の実刑判決を言い渡しました。

判決で、連邦地裁のモス裁判官は「どれだけ想像力を膨らませてもこれを抗議デモとは呼べない。民主主義への攻撃であり、アメリカに何年も続く汚点を残した」と厳しく批判しました。

事件が起きた当時、議会では大統領選挙の結果を確定する上下両院の合同会議が行われていて、男がトランプ氏を支持するTシャツを着て、上院の議場に乱入している様子が映像に残っていました。

アメリカメディアは今回の事件をめぐり、禁錮1年以上の刑罰などがありうる重罪に問われた被告に判決が言い渡されたのは初めてだと伝えています。