アフガン 通訳など米軍協力者 米国内の基地で一時的受け入れへ

アメリカ軍がアフガニスタンから撤退するのに伴い、現地で通訳などとして協力してきた人たちが反政府武装勢力タリバンから報復を受けるのではないかと懸念されていることを受けて、バイデン政権は、こうした人たちの一部をアメリカ国内の軍の基地で一時的に受け入れることにしました。

これはアメリカ国防総省のカービー報道官が19日、記者会見で明らかにしました。

それによりますと、アフガニスタンで通訳などとしてアメリカ軍に協力し、軍の撤退に伴い、アメリカへの入国を目指す人たちの一部をバージニア州にある陸軍の基地で一時的に受け入れるということです。

基地では協力者700人とその家族1800人の合わせて2500人を受け入れ、特別な移民ビザの発給に向けた最終的な手続きが行われるということです。

アメリカメディアによりますと、ほかにも多くの人たちがアメリカ行きを希望していますが、ビザの発給手続きに時間がかかっていて、待機中の申請者は1万8000人に上るということです。

バイデン政権はアフガニスタンからの軍の撤退を8月末までに完了させるとしていますが、長年、軍に協力してきた人たちが反政府武装勢力タリバンから報復を受けるおそれがあり、安全確保が不十分だという指摘が出ていて、一層の対応を求める声が強まっています。