文部科学白書 “ICT活用が必要不可欠 教員の指導力向上を”

ことしの文部科学白書がまとまり、2020年代の学校教育にはICTの活用が必要不可欠だとした、中央教育審議会の答申を踏まえ、オンライン学習のさらなる充実化に取り組むとともに、指導する側の教員の指導力の向上も図るとしています。

20日、公表された白書では、2020年代に実現を目指す学校教育の在り方を検討したことし1月の中央教育審議会の答申を特集し、一人ひとりの子どもに合わせた教育の実現にはICTの活用が必要不可欠だと指摘しています。

これを受けて、文部科学省では、実証実験を行ってきた、児童や生徒が理解度に応じて、難易度が異なるテストを受けられるオンラインの学習システムを、希望する全国の学校で活用するなどとしています。

また、小中学校で1人1台のタブレット端末の配備が進んだことを受けて教員の指導力も向上させる必要があるとして、オンラインの研修プログラムを作成するとしています。

さらに、教員志望の学生を育成する必要性も指摘し、大学や短大の教職課程に、タブレット端末を使った効果的な指導方法や、デジタル教材の作り方などを学べる科目の新設を盛り込んでいます。

一方、デジタル化に対応するため、図書館などに配布する白書のページ数を9割減らし、全文は文部科学省のホームページで確認できるようにしています。