障害者施設殺傷事件 きょう追悼式 慰霊モニュメント 7人の名前

相模原市の知的障害者施設で19人が殺害された事件から5年となるのを前に、現場に再建された施設で、20日、追悼式が行われます。裁判で犠牲者の名前は母親が公表した1人以外は匿名で審理されましたが、今回建てられた慰霊のためのモニュメントには、この1人を含む7人の名前が刻まれました。

平成28年7月、相模原市にある県立の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件では、警察は遺族の意向などとして犠牲者を匿名で発表し、裁判でも母親が公表を決めた「美帆さん」だけが名前で呼ばれ、18人は匿名のまま審理が行われました。

こうした中、20日の追悼式に合わせて県が施設の前に建てた「鎮魂のモニュメント」に、美帆さんを含む犠牲者7人の名前が刻まれたことが関係者への取材で分かりました。

「ともに生きる」と書かれた直径1.8メートルの水鏡の前に献花台が設置され、そこに、やまゆりの花のイラストとともに刻まれているということです。

県は今後、遺族の希望があれば、新たに名前を加えることにしています。

20日は午前10時から追悼式が行われ、モニュメントへの献花が行われる予定です。