北海道 十勝地方の牧場 暑さで“熱中症”症状の乳牛を治療

暑さの影響で、北海道の十勝地方の牧場では、体調を崩し熱中症のような症状を示す乳牛が出ていて、獣医師が治療にあたっています。

十勝の更別村では18日、日中の最高気温が35.8度と猛暑日となったほか、19日も最高気温が32度と厳しい暑さが続いています。

村内の渡辺浩明さんの牧場では、およそ200頭の乳牛を飼育していますが、中にはこの暑さの影響で体調を崩し、熱中症のような症状を示す牛が出ています。

渡辺さんによりますと体調を崩した牛には、乳量や食欲の低下のほか、体温が上がり、呼吸が速くなるといった症状が出ているということです。

この牧場では乳量がふだんの半分以下に低下した牛もいて、19日は治療のため急きょ獣医師が呼ばれ、獣医師は塩分が含まれた点滴を牛に打っていました。

牧場では牛1頭の乳量が1日当たり平均で1キロほど減っているということで、体温を下げるため牛に水浴びをさせるなどの対策もとっています。

渡辺さんは「暑さが長引くと体調を崩す牛が増えたり回復までに時間がかかったりするので早く暑さがおさまってほしいです」と話していました。