「ミニボート」の危険性を海上保安部が実験 注意呼びかけ 富山

海のレジャーシーズンを迎え「ミニボート」と呼ばれる免許が要らない小型の船の事故が相次いでいるとして、海上保安部が注意を呼びかけています。

「ミニボート」は全長が3メートル未満で、エンジンは2馬力以下の小型の船です。

免許や検査などが不要なことから、釣りなど海のレジャー用として利用者が増えています。

一方で、事故も相次いでいるとして、19日、富山県高岡市の国分浜海岸では、伏木海上保安部が危険性を検証する実証実験を公開しました。

このうちボートから海に落とした物を拾う実験では、船に乗った2人の海上保安官がボートの片側に一緒に寄ると船が大きく傾き、転落してしまいました。

また、転落したあとボートに戻る実験では、船が軽いため、しがみつくとボートが傾いてしまい、簡単には戻れない状況が確認されました。

伏木海上保安部によりますと、富山県内ではことしミニボートの転落などの事故が6件発生しているということです。

伏木海上保安部の桜川正人次長は「ミニボートは小さく不安定なものなので、注意して乗ってほしいです。また、海に出る際には気象情報を確認し、ライフジャケットを確実に身につけ、防水パックなどに入れた携帯を持参してほしい」と話しています。