五輪開会式 小山田圭吾さんの曲使用せず 組織委

東京オリンピックの開会式をめぐり、過去に雑誌のインタビューで明かしたいじめの告白に対し批判が相次いだことから、作曲陣から辞任した小山田圭吾さんについて、大会組織委員会は、4日後に迫る開会式で小山田さんの作った曲を使用しないことを明らかにしました。

小山田圭吾さんは、東京オリンピックの開会式で使用する曲の作曲陣の1人でしたが、20年以上前に雑誌のインタビューで明かした学生時代のいじめの告白をめぐって批判が相次ぎ、19日「依頼を受けたのは配慮に欠けていた」などとして辞任を申し出て、組織委員会はこれを了承し、作曲陣からの辞任を発表しました。

組織委員会の武藤事務総長は19日夜、報道機関の取材に応じ、4日後に迫る開会式で小山田さんの作った曲を使用しないことを明らかにしました。

小山田さんの曲は開会式の冒頭で4分ほど使われる計画でしたが、辞任を受けて差し替えることとし、残っている制作チームが検討を進めているということです。

小山田さん パラ開会式も取りやめ

また、小山田さんはパラリンピックの開会式にも関わる予定でしたが、こちらも取りやめとなりました。

組織委員会は、小山田さんの過去の言動について把握していなかったということで、武藤事務総長は「小山田さんの謝罪が社会に受け入れてもらえず、組織委員会が過去の言動についてチェックできなかったことも判断を誤った理由だ。大変深く反省し、おわびしたいと思います」と述べました。