五輪観戦の小学校 “持ち込む飲み物はスポンサーのもの”文書

東京オリンピックのサッカーの試合を児童がスタジアムで観戦する茨城県鹿嶋市の小学校が、持ち込む飲み物は大会スポンサーのものとするよう呼びかけていたことがわかりました。市の教育委員会は「学校側の誤解があった」として、観戦に参加する学校に飲料のメーカーに限定はないことを周知しました。

鹿嶋市では今月22日から27日の間の3日間、カシマスタジアムで行われるオリンピックのサッカーの試合を市内の小中学生が観戦する予定です。

鹿嶋市教育委員会によりますと、市内の小学校が、会場に持ち込む飲み物について、できるだけ大会スポンサーのものとし、ほかの会社の飲料を持ち込む場合はラベルをはがすよう求める文書を、保護者に配っていたということです。

この文書がSNS上に公開されると「なぜここまで忖度しなければいけないのか」とか「呆れた」といった意見が相次ぎました。

市の教育委員会は今月9日にスタジアムで大会組織委員会の担当者から、大会スポンサー以外の飲料を持ち込む際はラベルをはがすよう求められ、参加する市内の学校にそう周知したということです。

ただ、飲料のメーカーを限定するよう求めてはいないということで「学校側に誤解があった」として、19日、メーカーに限定はないと参加する学校にメールで周知しました。

鹿嶋市教育委員会は「市の判断で、スポンサーに配慮しているということではない。大会組織委員会の指示に従いながら熱中症対策を徹底したい」と話しています。