駅舎にたくさんのツバメの巣 毎日子育てで大忙し 石川 穴水町

例年、ツバメたちが巣をつくる石川県穴水町の「のと鉄道」の駅に、ことしは去年と比べて2倍近くの数の巣ができていて、地域の話題になっています。

石川県内の第三セクターのローカル線「のと鉄道」の穴水駅には、例年、多くのツバメの巣ができますが、ことしは特に数が多く、今月14日時点で確認された数は去年の2倍近いおよそ70個にのぼっています。

19日も駅の売店やバス乗り場の軒下などでは、親鳥が巣の中で待つヒナに頻繁に餌を運ぶ様子が見られました。

「日本鳥類保護連盟石川県支部」のメンバーで、のと鉄道の田島義久総務部長によりますと、巣の数が増えたはっきりとした理由はわからないものの、駅周辺の人口の減少で、ツバメが巣を作らないとされる空き家が増えていること、駅は人の出入りが多く、カラスなどの天敵に襲われる危険が比較的少ないことなどが考えられるということです。

田島部長は「県内でこれほどの数の巣が集まっているのは珍しいと思います。駅の利用者も『かわいいね』と目を細めています」と話していました。
穴水駅のツバメたちは、遅くとも10月までには子育てを終えるということです。