英国防相 空母打撃群 “9月 日本に寄港する”

日本を訪れているイギリスのウォレス国防相はNHKの取材に対し、インド洋を航行中の最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群がことし9月、日本に寄港すると明らかにしました。

イギリスのウォレス国防相は岸防衛大臣との会談を前に19日午後、NHKのインタビューに応じました。

インド太平洋地域を重視する姿勢を打ち出すイギリスは、最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群を日本に派遣するほか、自衛隊との共同訓練も予定しています。

これについてウォレス国防相は、日本への寄港を9月に予定していると明らかにするとともに「空母と同行する艦艇は各地に分かれる」と述べ、国内の複数の港に寄港すると説明しました。

現在、インド洋を航行中の空母打撃群では、乗組員の新型コロナウイルスへの感染が相次いでいますが、ウォレス国防相は、全員がワクチン接種を済ませていて重症者はいないとしたうえで「医療体制は十分で、日本に到着するときには安全だ」と述べて、計画に影響はないと強調しました。

また、インド太平洋地域では、北朝鮮や中国が日本や韓国を孤立させて航行の自由などを脅かそうとしているとして「イギリスと日本は価値観や民主主義などを共有しており、関係を深めることが何より重要だ」と述べ、日本との連携強化を図りたい考えを示しました。