米子松蔭の大会への復帰認める 鳥取県高校野球連盟

学校関係者が新型コロナウイルスに感染したため、全国高校野球鳥取大会への出場を辞退していた米子松蔭高校について、鳥取県高校野球連盟は、大会への復帰を認めることを決めました。

全国高校野球鳥取大会で第1シードとなっている米子松蔭高校は、初戦前日の今月16日に学校関係者1人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、鳥取県高校野球連盟が定めた感染防止対策要領に基づいて出場を辞退しました。

これをめぐり、高校の野球部の主将がツイッターに「僕たちは夏の大会に向けて、甲子園目指して、必死に練習してきました。なんとか出場する道を模索していただけませんか?」と投稿し、SNSなどで県高野連に対応を求める声があがっていました。

また高校は、保健所の調査で部の関係者に感染者や濃厚接触者はいないことが確認されたことから、大会への復帰を求める嘆願書を提出していました。

これを受けて、県高野連が対応を協議した結果、大会運営上の安全が確認できたとして、米子松蔭高校の不戦敗を取り消し、大会への復帰を認めることを決めました。

試合は大会日程を変更して、21日行われるということです。

記者会見をした鳥取県高校野球連盟の田辺洋範会長は「選手たちに、なんとか試合をさせてやりたいという思いがあった。米子松蔭高校の選手には全力プレーを望みたい」と話していました。

校長「全国の皆さんの力添え 大変ありがたい」

全国高校野球鳥取大会への米子松蔭高校の復帰について、長崎成輝校長は記者会見で「全国の皆さんの力添えで試合にのぞむことができることを大変ありがたく思っている」と述べました。

この中で、長崎校長は「嘆願書を出したときにはこれほど広がるとは思っていなかったが、全国の皆さんの力添えで動かないと思っていたものが動いた。学校の外で応援していただいたことは本当にありがたく思っている」と述べました。

そして「一度は不戦勝となった対戦相手の境高校には申し訳ないが、いただいた機会を大切に使って試合にのぞみたい。生徒も辞退から一転して試合ができるということで動揺しているが、彼らならしっかり立て直して試合できると思う」と話していました。