景気“持ち直しの動き続くも一部で弱さ増す” 5月判断据え置き

政府は今月の月例経済報告をまとめ、景気全体について「持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している」とする判断を据え置きました。
企業の業況判断に持ち直しの動きが見られる一方、個人消費で弱い動きが続いていることを踏まえました。

政府は19日に開いた関係閣僚会議で、今月の月例経済報告をまとめました。

それによりますと、景気全体については「依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している」とすることし5月からの判断を据え置きました。

項目別に見ますと、企業の「業況判断」は、日銀が今月発表した短観で、製造業を中心に景況感が改善したことから「一部に厳しさは残るものの持ち直しの動きがみられる」に上方修正しました。

「生産」は、高速、大容量の通信規格、5G関連の電子部品などの旺盛な需要を受けて「持ち直している」としたほか「輸出」についても「緩やかな増加が続いている」としました。

これに対し「個人消費」は新型コロナウイルスの影響が長期化する中、外食などが依然、厳しいとして引き続き「サービス支出を中心に弱い動きとなっている」としました。

そのうえで先行きについて「感染の動向が国内外の経済に与える影響に十分注意する必要がある」としています。