日本選手サポート施設でスタッフ1人コロナ感染 選手と接触なし

東京オリンピック・パラリンピックに出場する日本選手のトレーニングや調整面などをサポートする施設のスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

スタッフは選手に接することはなく、濃厚接触者もいないということです。

東京大会に出場する選手をサポートするために湾岸地域に設けられた施設は、今月13日から運営が始まっています。

運営する日本スポーツ振興センターによりますと、施設で勤務するスタッフ1人が、今月14日に受けたPCR検査の結果、2日後に陽性が判明したということです。

このスタッフは業務で選手に接することはなく、保健所から濃厚接触者はいないと判定されたため、施設は内部を消毒して継続して利用できるということです。

施設の利用者から体調不良の報告もないということで、日本スポーツ振興センターは「十分な感染症対策を実施し、感染拡大防止を最優先に運営を行っていく」とコメントしています。