アフガン和平協議 政府とタリバン 協議を加速することで合意

2001年のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに戦闘が続くアフガニスタンの和平に向けて政府と反政府武装勢力タリバンが協議を行い、和平の実現に向けて今後協議を加速することで合意したことを明らかにしました。

中東のカタールで18日までの2日間にわたって行われた協議には、アフガニスタン政府からは和平プロセスを主導する国家和解高等評議会のアブドラ議長らが、タリバンからはナンバーツーのバラダル師などがそれぞれ出席しました。

協議のあと双方は共同声明を発表し、各地で戦闘が続く中で協力して人道支援を行うとともに和平の実現に向けて協議を加速することで合意したことを明らかにしました。

和平協議は去年9月から断続的に行われてきましたが、政府側が早期の停戦を求めたのに対してタリバンはイスラム法に基づいた国の統治を求めるなど意見が対立し、協議は難航していました。

アフガニスタンでは2001年の同時多発テロ事件をきっかけに軍事作戦を続けてきたアメリカが8月末までに軍の撤退を完了させるとしている中、タリバンが支配地域を拡大させるなど治安が悪化しています。

このため、アフガニスタン政府とタリバンとしては歩み寄りを図りながら協議を着実に進められるかが焦点となります。