航空大手 オンラインツアーサービスを強化

東京都と沖縄県に緊急事態宣言が出されるなど、ことしの夏休みも旅行を控える人が多いとみられる中、航空大手は、遠隔操作できるロボットなどを活用したオンラインツアーのサービスを強化しています。

このうち、「ANAホールディングス」は、8月から新たなオンラインツアーのサービスを1か月間、試験的に始めます。

香川県の水族館や神奈川県の美術館など4か所に専用のロボットを配置し、オンラインツアーの参加者がパソコンから遠隔操作することで、館内を自由に見て回れるようにします。

ロボットを通じて、現地のガイドとの会話もできるということで、ことし秋からサービスを本格的に展開する計画です。

ツアーを企画しているANAの子会社の深堀昴CEOは「家族で旅行しにくい状況が続いていますが、自宅から気軽に利用して、楽しんでもらいたいです」と話していました。

オンラインツアーをめぐっては、日本航空も、旅客機の操縦席からの眺めを映像で楽しめるサービスなどを強化しています。

新型コロナウイルスの影響で、旅行需要の落ち込みが続く中、航空各社は、自宅にいながら旅行気分を味わえるサービスを積極的に広げ、将来の収益源にしていきたい考えです。