独メルケル首相が洪水被災地を訪問 気候変動対策の必要性訴え

ドイツを中心に発生したヨーロッパの洪水では亡くなった人が180人を超えました。被災地を視察したドイツのメルケル首相は、今回の洪水をはじめ最近の自然災害は気候変動と関係していると指摘し、速やかに対策を進める必要があると訴えました。

ドイツやベルギー、オランダなどでは、大雨による影響で7月14日から15日にかけて洪水が相次ぎました。

最も被害の大きいドイツ西部では、地元の警察や州政府の発表で、これまでに死者が156人、けが人が670人に上り、行方が分からない人もいるということです。

また、ベルギーでも、当局の発表で少なくとも31人が死亡したということで、亡くなった人はあわせて187人となっています。

ドイツのメルケル首相は18日、被災地のラインラント・プファルツ州を視察したあと記者会見で「とても恐ろしいことで、この惨状を表す言葉が見当たらない」と述べ、被災地の復旧への支援を約束しました。

そのうえで、今回の洪水をはじめ最近の自然災害は気候変動と関係していると指摘し「気候変動への対策を急がなければならない」として、速やかに気候変動への対策を進める必要があると訴えました。