東京都 新型コロナ 1008人感染確認 5日連続で1000人超え

東京都内では、18日、新たに1008人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1日の感染確認が5日連続で1000人を超えました。18日までの7日間平均は1068.3人となり、感染の急拡大に歯止めがかかりません。

東京都は、18日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて1008人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

都内で1日に1000人を超えるのは5日連続で、1週間前の日曜日より394人増え、感染の急拡大に歯止めがかかりません。

また、比較的、感染確認が少ない傾向にある日曜日に1000人を超えるのは、第4波のことし5月9日以来です。

18日までの7日間平均は、1068.3人となり、前の週と比べて145.6%となりました。

きょうの1008人の年代別は、
▽10歳未満が43人、
▽10代が65人、
▽20代が326人、
▽30代が203人、
▽40代が186人、
▽50代が123人、
▽60代が26人、
▽70代が20人、
▽80代が14人、
▽90代が2人です。

18日は、海外からの渡航歴がある人が2人で、このうち1人はアフリカから入国した20代の東京オリンピックの大会関係者の男性だということです。今月14日に入国し、17日、新型コロナへの感染が確認されたということです。

また、感染経路が分かっている400人の内訳は、▽「家庭内」が最も多く210人、次いで▽「職場内」が73人、▽「会食」が29人、▽「施設内」が28人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは18万9116人になりました。

18日時点で入院している人は、17日より23人増えて2304人で、「現在確保している病床に占める割合」は39.2%です。

一方、都の基準で集計した18日時点の重症の患者は、17日より1人減って58人で、重症患者用の病床の14.8%を使用しています。

また、18日に死亡が確認された人はいませんでした。