台湾 オードリー・タン氏の五輪派遣取りやめ 開会式出席制限で

台湾当局は、IT担当の閣僚の唐鳳氏、英語名オードリー・タン氏を7月23日に開幕する東京オリンピックにあわせて日本へ派遣する予定でしたが、「開会式の出席者が制限されることになり、唐氏が出席できない可能性がある」として、日本訪問を取りやめると発表しました。

台湾当局は7月10日、唐鳳氏を東京オリンピックに代表として派遣すると発表し、唐氏が国立競技場で行われる開会式に出席する方向で調整が進められていました。

しかし、開会式の出席者を減らす方向で調整が進められる中、7月14日、IOC=国際オリンピック委員会から台湾のオリンピック委員会に対し、「日本国内の新型コロナウイルスの感染状況を考慮して、開会式の出席者が、選手以外は、各国の元首などに制限されることになった」という内容の連絡があったということです。

これをうけて台湾当局は18日、唐氏が開会式に出席できない可能性があるとして、日本訪問を取りやめると発表しました。

IT担当の閣僚の唐氏は、新型コロナウイルスへの対策として、マスクの在庫が一目で確認できるアプリを導入し、社会的な混乱の収束に努めたことなどで知られています。

唐氏は、ツイッターに日本語で「予定は変わりましたが、オリンピックをサポートすることや日本への感謝の心は変わりません」と投稿しました。