五輪前に鹿児島入り 南アフリカ ラグビー関係者1人 コロナ感染

東京オリンピックに向けた事前合宿のために鹿児島入りした7人制ラグビー男子の南アフリカの代表チームのスタッフ1人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。鹿児島市は、ほかのメンバーが濃厚接触者にあたるかどうかなどを調べることにしています。

7人制ラグビー男子の南アフリカの代表チーム21人は、来日する際の飛行機の同乗者が新型コロナウイルスに感染していたため、一時、首都圏にとどまりました。

その後、濃厚接触者にあたらないと判断された20人が、17日、予定より3日遅れて鹿児島に入りました。

鹿児島市によりますと、このうち40代のスタッフ1人が17日、羽田空港を離陸したあとに、前日に受けていた検査で新型コロナの陽性反応が出たことが判明し、市が再検査を行っていました。

そして17日夜遅く、このスタッフの感染が確認されたということです。

感染の確認を受けて18日、鹿児島市内で予定されていたチームの練習は中止となりました。

このほかの選手やスタッフ19人は、宿泊先のホテルの個室で待機していて、鹿児島市は濃厚接触者にあたるかどうかなどを調べることにしています。