五輪 サッカー日本代表 強豪スペインと引き分け 堂安が先制点

東京オリンピックのサッカー男子の日本代表は神戸市で大会前最後の強化試合として強豪・スペインと対戦し、1対1で引き分けました。

今月22日に東京オリンピックの初戦を迎える日本は大会前最後の強化試合として神戸市のノエビアスタジアム神戸でスペインと対戦しました。

キャプテンの吉田麻也選手などオーバーエイジ枠の3人のほか、10番を背負う堂安律選手やスペイン1部でプレーしている20歳の久保建英選手などが先発出場しました。

前半は吉田選手を中心に守備陣がスペインの攻撃をしのぎ、42分には久保選手が左サイドでドリブルで仕掛けてパスを送ると堂安選手が左足の強烈なシュートで先制点を挙げました。

コンディション面も考慮して後半から7人を入れ替えた日本は攻め込まれる場面が増え、33分には途中出場のバルセロナでプレーする18歳のペドリ選手のパスを起点にチャンスを作られて同点ゴールを奪われました。

ただその後は得点を与えず、優勝候補の一角とされるスペインに1対1で引き分けて東京オリンピックに向けて一定の手応えを得ました。

日本は18日以降、予選リーグが行われる関東地方で調整し、今月22日に東京スタジアムで行われる初戦の南アフリカ戦に備えます。

先制点の堂安「サッカーを通じて勇気と感動を」

先制点をあげたミッドフィルダーの堂安律選手は「前半は自分のシュートがなかったので1本打っておこうと気持ちで打ったが、いいところに入れたと思う。1対1という結果に関しては満足してもいいと思う。ただ選手内では力の差を感じたし、こういう相手にボールを保持して試合を進めたいのが本音だ」と試合を振り返りました。

そのうえで「オリンピックは無観客だが、スポーツの力を信じているしサッカーを通じて勇気と感動を与えられるよう頑張りたい」と話しました。

森保監督「金メダルという目標に向かっていきたい」

日本代表の森保一監督は「勝ちきれなかったのは残念だが、選手たちが粘り強く戦いながら攻撃もしっかりやっていくことを試合の中でトライしてくれたことはよかった。1失点はある程度はしかたないが、もっと相手のボールを奪う守備や相手が困る守備をできればと思う」と話しました。

そのうえでオリンピックに向けては「これまでどおり1日1日を大切にして選手やチームのコンディションを上げて、金メダルという目標に向かっていきたい」と話しました。