校則見直し問題 若者の団体がガイドライン作成へ検討会を発足

生徒の下着の色を指定するなど行き過ぎた校則が問題視され各地で見直しが相次ぐ中、若者で作る団体が学校現場で校則を見直す際のガイドラインを作成しようと検討会を立ち上げました。

検討会は、若者の政治参加を進めようと高校生や大学生などが中心となって活動している「日本若者協議会」が立ち上げたもので、17日夜、オンラインで開かれた1回目の会議では、ガイドライン作成の前提となる校則見直しへの考え方が議論されました。

はじめに、学校の問題に詳しい名古屋大学大学院の内田良准教授が校則の歴史について1980年代は社会問題化した校内暴力を抑える役割があった一方、2000年代以降は個性を抑圧する傾向にあるとしたうえで「校則は『子どもたちのため』と教員が押しつけている側面もあり、教員自身も意識を変えて見直していくべきだ」と指摘しました。

参加した高校教諭からは「校則に基づく指導で不登校になる子どもも多く早急な改善が必要だ」という意見が出たほか、奈良県の高校に通う女子生徒からは「校則でがんじがらめの状況でも生徒が自発的に考え意見を出せる環境作りが重要だ」といった声が上がりました。

検討会では、議論を重ね秋までにガイドラインを作成して公表することにしています。