NYダウ 290ドル超値下がり 変異ウイルスの感染拡大懸念などで

16日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、インドで確認された変異ウイルスの感染拡大への懸念などから、290ドルを超える値下がりとなりました。

16日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて299ドル17セント安い、3万4687ドル85セントでした。

アメリカで、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株の感染が急速に拡大していることへの懸念などから、多くの銘柄に売り注文が出ました。

市場関係者は「この日発表された、アメリカの消費者の購買意欲を示す指数が市場の予想を下回ったことから、インフレが経済に及ぼす影響に懸念が高まったことも売り注文につながったとみられる」と話しています。