セブン&アイ 保有するフランフラン株25%程度売却方針固める

流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、株式の半分近くを保有する家具や雑貨を販売する傘下の「Francfranc」(フランフラン)について、当初見込んでいた会社どうしの相乗効果が出ていないとして、保有する株式の25%程度を投資ファンドに売却する方針を固めたことが明らかになりました。

関係者によりますと、セブン&アイは家具や雑貨を販売する傘下の「Francfranc」について、保有する49%の株式のうち、25%程度を投資ファンドの「日本成長投資アライアンス」に売却する方針を固めました。

残りの株式を持つ「Francfranc」の創業家側の決定を待って正式に発表する見通しです。

セブン&アイは、若者や女性向けの品ぞろえを強化するため、2013年に「Francfranc」と資本業務提携を結び、商品や店舗の共同開発を進めてきましたが、当初見込んでいたような会社どうしの相乗効果が出ておらず、課題となっていました。

セブン&アイはことしに入り、2兆円余りを投じアメリカのコンビニ事業を買収していて、今後は、相乗効果が低い分野への関与を薄め、主力のコンビニ事業に経営資源を集中する方針です。

一方「Francfranc」としては、コロナ禍の巣ごもり需要などを背景に主力の家具や雑貨の販売が伸びているため、今回の売却を受け入れて経営の自由度を高めるねらいがあるものとみられます。