まず医療のひっ迫具合です。
病床使用率はステージ３が20％以上、ステージ４は50％以上が目安です。
病床全体の使用率は、
▽東京都で34％、
▽沖縄県で30％、
▽埼玉県で30％、
▽千葉県で39％、
▽神奈川県で32％、
▽大阪府で18％、
▽北海道で13％、
▽愛知県で12％、
▽京都府で16％、
▽兵庫県で14％、
▽福岡県で11％です。
新型コロナ 11都道府県の感染状況 5指標7項目（15日時点）
政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、感染状況を示す4つのステージのうちどのステージにあるか判断するための指標として「医療のひっ迫具合」「療養者数」「PCR検査の陽性率」「新規感染者数」、「感染経路が不明な人の割合」の5つを示しています。
このうち「医療のひっ迫具合」は「病床使用率」「入院率」「重症者用病床の使用率」の3つの項目があります。
内閣官房のまとめによりますと、15日時点で緊急事態宣言が出されている東京都と沖縄県、「まん延防止等重点措置」が適用されている4府県、今月11日まで「まん延防止等重点措置」が適用されていた5道府県の合わせて11都道府県では、東京都と沖縄県、それに神奈川県で最も深刻な「ステージ４」に相当する項目が複数あります。
なお、病床関連の指標については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などをもとに、異なる値を公表しているところもあります。
1－1医療ひっ迫 使用率
1－2医療ひっ迫 入院率
入院率はステージ３が40％以下、ステージ４が25％以下が目安です。
入院率は、
▽東京都で28％、
▽沖縄県で37％、
▽埼玉県は適用外、
▽千葉県は適用外、
▽神奈川県は適用外、
▽大阪府で25％※、
▽北海道で42％、
▽愛知県は適用外、
▽京都府は適用外、
▽兵庫県は適用外、
▽福岡県も適用外です。
「適用外」については、文末を参照してください。
※大阪府の「25％」は「25.01％」を四捨五入した数値です。
入院率は、
▽東京都で28％、
▽沖縄県で37％、
▽埼玉県は適用外、
▽千葉県は適用外、
▽神奈川県は適用外、
▽大阪府で25％※、
▽北海道で42％、
▽愛知県は適用外、
▽京都府は適用外、
▽兵庫県は適用外、
▽福岡県も適用外です。
「適用外」については、文末を参照してください。
※大阪府の「25％」は「25.01％」を四捨五入した数値です。
1－3医療ひっ迫 重症者
重症者の病床使用率はステージ３が20％以上、ステージ４は50％以上が目安です。
重症者用の病床使用率は、
▽東京都で47％、
▽沖縄県で45％、
▽埼玉県で15％、
▽千葉県で17％、
▽神奈川県で16％、
▽大阪府で12％、
▽北海道で7％、
▽愛知県で10％、
▽京都府で3％、
▽兵庫県で10％、
▽福岡県で4％でした。
重症者用の病床使用率は、
▽東京都で47％、
▽沖縄県で45％、
▽埼玉県で15％、
▽千葉県で17％、
▽神奈川県で16％、
▽大阪府で12％、
▽北海道で7％、
▽愛知県で10％、
▽京都府で3％、
▽兵庫県で10％、
▽福岡県で4％でした。
2療養者数
続いて療養者数は、人口10万人当たりステージ３が20人以上、ステージ４は30人以上が目安です。
▽東京都で54人、
▽沖縄県で40人、
▽埼玉県で27人、
▽千葉県で25人、
▽神奈川県で28人、
▽大阪府で23人、
▽北海道で13人、
▽愛知県で9人、
▽京都府で8人、
▽兵庫県で7人、
▽福岡県で10人でした。
▽東京都で54人、
▽沖縄県で40人、
▽埼玉県で27人、
▽千葉県で25人、
▽神奈川県で28人、
▽大阪府で23人、
▽北海道で13人、
▽愛知県で9人、
▽京都府で8人、
▽兵庫県で7人、
▽福岡県で10人でした。
3検査陽性率
最近1週間のPCR検査などの陽性率です。
ステージ３が5％以上、ステージ４が10％以上が目安です。
▽東京都で7.6％、
▽沖縄県で3.5％、
▽埼玉県で4.2％、
▽千葉県で5.9％、
▽神奈川県で8.8％、
▽大阪府で2.1％、
▽北海道で2.6％、
▽愛知県で1.8％、
▽京都府で3.1％、
▽兵庫県で3.1％、
▽福岡県で2.1％となっています。
ステージ３が5％以上、ステージ４が10％以上が目安です。
▽東京都で7.6％、
▽沖縄県で3.5％、
▽埼玉県で4.2％、
▽千葉県で5.9％、
▽神奈川県で8.8％、
▽大阪府で2.1％、
▽北海道で2.6％、
▽愛知県で1.8％、
▽京都府で3.1％、
▽兵庫県で3.1％、
▽福岡県で2.1％となっています。
4新規感染者数
人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者はステージ３が15人以上、ステージ４は25人以上が目安です。
▽東京都で44人、
▽沖縄県で27人、
▽埼玉県で18人、
▽千葉県で21人、
▽神奈川県で26人、
▽大阪府で17人、
▽北海道で8人、
▽愛知県で6人、
▽京都府で8人、
▽兵庫県で7人、
▽福岡県で8人となっています。
▽東京都で44人、
▽沖縄県で27人、
▽埼玉県で18人、
▽千葉県で21人、
▽神奈川県で26人、
▽大阪府で17人、
▽北海道で8人、
▽愛知県で6人、
▽京都府で8人、
▽兵庫県で7人、
▽福岡県で8人となっています。
5感染経路不明者の割合
最後に感染経路が不明な人の割合です。
目安の値はステージ３、ステージ４ともに50％です。
▽東京都で62％、
▽沖縄県で51％、
▽埼玉県で51％、
▽千葉県で58％、
▽神奈川県で57％、
▽大阪府で67％、
▽北海道で51％、
▽愛知県で43％、
▽京都府で46％、
▽兵庫県で64％、
▽福岡県で46％となっています。
指標として新たに採用された「入院率」は、すべての療養者に占める入院できている人の割合です。
新型コロナウイルスの患者が増加すると、本来は入院する必要があるのに入院できずに自宅や施設で療養する人が増えることから「入院率」は数値が低いほど、受け入れることができない患者が増えている、つまり医療がひっ迫している可能性があることになります。
ただ、政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は以下の場合には適用されないとしています。
▽療養者数が、人口10万人当たり10人未満の場合。
▽新規陽性者数のうち入院が必要な人が発生届の翌日までに入院できている場合です。
こうした自治体についてはステージの判断は行われません。
目安の値はステージ３、ステージ４ともに50％です。
▽東京都で62％、
▽沖縄県で51％、
▽埼玉県で51％、
▽千葉県で58％、
▽神奈川県で57％、
▽大阪府で67％、
▽北海道で51％、
▽愛知県で43％、
▽京都府で46％、
▽兵庫県で64％、
▽福岡県で46％となっています。
指標として新たに採用された「入院率」は、すべての療養者に占める入院できている人の割合です。
新型コロナウイルスの患者が増加すると、本来は入院する必要があるのに入院できずに自宅や施設で療養する人が増えることから「入院率」は数値が低いほど、受け入れることができない患者が増えている、つまり医療がひっ迫している可能性があることになります。
ただ、政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は以下の場合には適用されないとしています。
▽療養者数が、人口10万人当たり10人未満の場合。
▽新規陽性者数のうち入院が必要な人が発生届の翌日までに入院できている場合です。
こうした自治体についてはステージの判断は行われません。