「地毛証明書」校則から削除も12校提出継続 三重県立高校

髪の毛が黒以外の色であったり癖毛であったりする生徒に、地毛であることを事前に届け出ることを求める、いわゆる「地毛証明書」について、三重県の県立高校は今年度、校則から提出を求める記述を削除したにもかかわらず、12校がアンケートなどの形で提出を求め続けていたことが、県教育委員会の調査でわかりました。

不合理な校則の見直しが全国的に進む中、三重県の県立高校では今年度、襟足などの一部を刈り上げる髪型、いわゆる「ツーブロック」を禁止する校則を削除しましたが、6校でツーブロックを禁止する指導が続いていたことが先月わかっています。

これを受け三重県教育委員会は、校則と学校の指導が一貫しているか、各学校に改めて調査しました。

その結果、今年度、提出を求める記述などが校則から削除された「地毛証明書」についても、頭髪の適切な指導につなげたいなどとして、12校が提出を求め続けていたことがわかりました。

このうち6校は「頭髪の実態登録」や「頭髪事前アンケート」などとして、新入生全員に提出を求めていたということです。

三重県教育委員会の生徒指導課は「時代に合わない校則の積極的な見直しを指導したが、記載の有無に終始し、各学校に意図を伝えるまでに至らなかった。校則と指導が一貫するよう各学校を指導していく」としています。