高齢者ワクチン接種 1回目は8割近く 2回目は5割超が終了

新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を受けた高齢者は14日時点で高齢者全体の8割近くとなり、2回目も終えた人は5割を超えました。

ワクチンの接種はことし2月から医療従事者などを対象に始まり、4月からは今年度中に65歳以上になる高齢者への接種も進められています。

政府が15日公表した14日時点の最新の状況によりますと、1回目の接種を受けた高齢者は全国で2813万4893人で、高齢者全体の79.28%となりました。

2回目の接種も終えた高齢者は、1853万7353人で52.24%です。

また、医療従事者や64歳以下の人も含めた接種状況は、1回目の接種を受けた人が14日時点で全人口の31.59%、2回目の接種も終えた人は19.68%となっています。

全人口には、ワクチン接種の対象年齢に満たない子どもも含みます。
これらのデータは各地域からシステムに入力された人数に基づくもので、実際はこれ以上に接種が進んでいる可能性があり、今後、増加することがあります。