菅首相 米日経済協議会と会議 “五輪・パラで夢と感動を”

菅総理大臣は、アメリカの企業経営者らでつくる米日経済協議会の会長らとテレビ会議を行い、東京オリンピック・パラリンピックについて、万全な感染対策を講じ、安全、安心な大会を実現し、未来を担う子どもたちに夢と感動を伝えたいと述べました。

菅総理大臣は15日午前、アメリカの企業経営者らでつくる米日経済協議会のダグラス・ピーターソン会長らとおよそ30分間、テレビ会議を行いました。

この中で、菅総理大臣は、東京オリンピック・パラリンピックについて「万全な感染対策を講じ、安全、安心な大会を実現する決意だ。『スポーツの力』を通じて、未来を担う子どもや若者にも夢と感動を伝えるとともに、パラリンピックを通じて、障害者の方々も、ともに社会で活躍する『共生社会』の実現につなげていきたい」と述べました。

また、新型コロナウイルス対策をめぐり「アメリカの企業の協力も得て、ワクチン接種の加速化に全力を挙げており、1日100万回の接種を達成している。国民への速やかな接種に、引き続き万全を尽くしていく」と述べました。

一方、ピーターソン会長は、安全、安心な東京大会の開催に向けた日本の取り組みを支持する考えを示しました。