英コロナ感染再拡大 マスク着用めぐり政府 首都で対応分かれる

イギリスでは新型コロナウイルスの感染が再び拡大していて、一日の感染者が4万人を超えました。こうした中、イングランドでは今月19日から感染対策の規制がほぼすべて撤廃される予定ですが、ロンドン市長がこれに対し公共交通機関でのマスクの着用を引き続き義務づけると表明し、政府と首都で対応が分かれる事態となっています。

イギリスではウイルスの感染が急速に拡大していて14日、一日の感染者が4万2302人とことし1月下旬以来、初めて4万人を超えました。死者は49人でした。

ジョンソン首相はワクチンの効果で重症化は一定程度、防げているとして、イングランドでは今月19日から公共交通機関でのマスク着用の義務などの規制をほぼすべて撤廃することにしていますが、専門家からは感染が再び拡大する中、リスクが高いなどとして懸念や批判の声もあがっています。

こうした中、ロンドンのカーン市長は市が運営する地下鉄やバスなどの交通機関では19日以降もマスクの義務化を続ける方針を表明しました。

カーン市長はメディアに対し「感染リスクが高い多くの人に交通機関を利用したくないと思ってほしくない」と説明していて、マスクの着用をめぐり政府と首都で対応が分かれる事態となっています。