仏南部・ニース 86人死亡のテロ事件から5年で追悼式典

フランス南部のニースで花火の見物客に大型トラックが突っ込み86人が死亡したテロ事件から5年となるのにあわせて、現場近くで犠牲者を追悼する式典が行われました。

このテロ事件は5年前の7月、フランス南部のニースでチュニジア人の男が運転する大型トラックが革命記念日の花火の見物客が集まる遊歩道に突っ込んだもので86人が亡くなりました。

事件から5年となった14日、現場近くでカステックス首相や遺族などが参加して犠牲者を追悼する式典が行われ、亡くなった一人一人の名前が当時の年齢とともに読み上げられ慰霊碑に白いバラの花が手向けられました。

フランスでは、2015年に130人が犠牲になった過激派組織IS=イスラミックステートのメンバーらによる同時テロ事件が発生しました。

その後もテロやテロ未遂事件が後を絶たず、去年10月には表現の自由について教える際に生徒に風刺画を見せた中学校の教員が殺害されるテロ事件が起きています。

フランス政府は若者が短期間で過激な思想に染まり突発的に事件を起こすケースが多いとして、専門の更生施設を開くなど対策を強化しています。