都内での聖火リレー きょうから島しょ部で公道を走る
都内でのオリンピックの聖火リレーは、ほとんどの地域で公道での実施が中止されていますが、15日からの島しょ部では公道を走ります。
今月9日から都内で行われている東京オリンピックの聖火リレーは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ほとんどの地域で公道での実施が中止されています。
リレーは7日目の15日から島しょ部に入り、都内で初めてランナーが公道を走ります。
15日走るのは三宅村、神津島村、新島村、利島村です。
都内では、現在、緊急事態宣言が出されていますが、宣言が出ている地域で公道でのリレーが行われるのは全国で初めてです。
島しょ部での実施について、都と大会組織委員会は感染状況が比較的、落ち着いているほか、実施にあたっては対策を徹底していると説明しています。
具体的には医療体制がぜい弱なことを踏まえて、島に入る前にスタッフ全員が検査を受けたほか、沿道に人が密集しないよう島民には中継も活用するよう呼びかけています。
一方、今月に入ってクラスターが確認された大島町では公道でのリレーが中止され、関係者のみが参加してランナーが聖火をつなぐ「トーチキス」が行われます。