“スーパー台風”想定 大型送風機で秒速80mの風 再現実験 茨城

本格的な台風の季節を前に、猛烈な風の怖さを知ってもらおうと、いわゆる「スーパー台風」を想定した風を、大型の送風機を使って再現する実験が茨城県筑西市で行われました。

スタントマンが…

実験は、送風装置や換気設備の開発や設計を行う会社が製作した直径2メートル20センチ、長さ10メートルの筒状の大型の送風機を使って行われました。
いわゆる「スーパー台風」と呼ばれる猛烈な台風を想定し、最大で秒速80メートルの風を発生させる送風機の前で、スタントマンが傘をさして歩いたり、自転車をこいだりしました。

実験が行われるのは、おととしに続いて2回目ですが、今回は、より風が強くなると言われるビルの隙間風を再現するため、送風機の前にビルに見立てた高さ3メートルほどのブロックを2つ設置して行われました。
スタントマンは秒速80メートルの風に吹かれると、持っていたかばんや傘が一瞬で吹き飛ばされ、立っていることも難しくなって、横に倒されていました。

会社は今後、この送風機を利用して防災をテーマにした動画を制作し、メディアなどに提供することにしています。

実験を行った流機エンジニアリングの西村聡社長は「台風が来てから備えるのでは遅い。今回の実験の動画を災害に備える一つのきっかけにしてほしい」と話していました。