IOC バッハ会長 五輪の無観客開催に理解求める動画メッセージ

東京オリンピックのため来日しているIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長がメッセージを発表し「選手のことを思うと心を痛めながらだったが、難しい決定であっても安全第一で実行していく」と、多くの競技が無観客で開催されることへの理解を求めました。

IOCのバッハ会長は13日、東京・江東区の「東京ビッグサイト」に設置された、各国の取材拠点となるIBC=国際放送センターを視察し、そこで撮影した動画メッセージを発表しました。

この中でバッハ会長は「ほとんどの会場に観客がいないという決定は、選手のことを思うと心を痛めながらだったが、難しい決定であっても安全第一で実行していく」と述べ、多くの競技が無観客で開催されることになった東京オリンピックへの理解を求めました。

そのうえで、観客のいない会場で行われる競技について「大会の雰囲気を観客に代わってともに作り出していくために、放送がかつてなく重要になっている」と述べ、会場ではリモートで観戦する人が会場の選手に拍手を送ったり、競技を終えた選手がすぐに家族や友人と話したりできるようにすると説明しました。

バッハ会長は16日には広島を訪問することが発表されたほか、競技が始まってからは福島県や北海道の競技会場を視察する方向で調整が行われています。