東京五輪 卓球 伊藤美誠「金メダルを1つずつ 最後は笑顔で」

東京オリンピックの卓球、日本代表の選手たちがオンラインで取材に応じ、3種目に出場する伊藤美誠選手は「金メダルを1つずつしっかりつかみとりたいし、最後は笑顔で終わりたい」と意気込みを話しました。

東京オリンピックの卓球には、日本から男女合わせて6人の選手が出場します。

代表選手たちはオリンピックの開幕を前にオンラインで取材に応じました。

女子のエースの伊藤選手は、前回のリオデジャネイロ大会は団体のみの出場でしたが、今回はシングルスと団体、それに混合ダブルスの3つの種目に出場し、日本卓球界初の金メダルの期待がかかります。

伊藤選手は「最初に行われる混合ダブルスで優勝して、その後のシングルスでまた優勝して、団体戦に行くという道は絶対に自分でしか切り開けない。その道を切り開いて金メダルを1つずつしっかりつかみとりたいし、最後は笑顔で終わりたい」と力強く意気込みを話しました。

また、金メダルを争うライバルの中国選手との対戦については、「中国選手をハラハラドキドキさせたい。日本中、世界中がびっくりするというか、すごいとかおもしろいと言ってもらえる試合や結果になればいい」と打倒中国へ、自信を示していました。

初めてのオリンピック出場となる男子のエースの張本智和選手は、「今は緊張と楽しみが半々だ。直前になれば緊張も増えるし、楽しむというのは簡単ではないと思うが、リラックスしてオリンピックの舞台を楽しむことを忘れずにやれたらいい」と心境を語りました。

そのうえで、これまでの経験を踏まえ、「大きな舞台であまり結果を残せていない。中学生の時みたいに気負わずにプレーできたほうがいい結果が出ると思う。オリンピックでは勢いが大事だと思うので、気付いたら大会が終わって金メダルを取っていたと思えるような大会にできたらいいし、爆発力を本番で出せるように準備していきたい」と話していました。

石川佳純「1年前より今の自分が強くなれている」

日本選手団の副主将を務め、3大会連続のオリンピック出場となる石川佳純選手は「1年間オリンピックが延期になったのは初めてのことだし、今までとは少し状況が違うというのも感じている。今まで以上にオリンピックで試合ができること、コートに立てることにありがたさを感じている。1年前の自分よりも今の自分のほうが強くなれていると思う。たくさん練習してたくさん卓球と向き合った1年になった」と延期決定からの1年を振り返りました。

また、女子の3人の選手の中では最年長で、キャプテンを任されていることについては、「チームが苦しい時に踏ん張れるような自分でいたいと思うし、それが自分の成長にもつながると思う。お互いを信頼して全員が持っている力を120%出せるようなプレーができればいい結果もついてくると思う。チームワークが大事だと思うし、後悔がないように自分にできることはどんどんやっていきたい」と決意を示しました。

平野美宇「絶対に勝つという気持ちを強く持って」

平野美宇選手は前回のリオデジャネイロオリンピックは補欠としてチームに帯同し、今回が初めてのオリンピック出場です。

平野選手は「リオデジャネイロオリンピックに出場していた選手は試合の時にとても強い気持ちで戦っていて、すごくびっくりした。私も今回、オリンピックで試合をする時に絶対に勝つという気持ちを強く持って臨みたいし、リオデジャネイロ大会に一緒に行かせてもらった経験を発揮できたらいい」と活躍を誓いました。

また、女子団体でチームメートとなる伊藤美誠選手と石川佳純選手については、「伊藤選手は精神的にもとても大人だなと思うし、同い年生まれだけど学べる選手だ。学ぶところは学びながら、今回は団体戦なので一緒に勝っていけるように頑張りたい。石川選手とはダブルスでペアを組ませてもらうようになってから私生活でも話をする機会が増えて、とても楽しい。優しいけれど、引っ張って下さる感じが私もやりやすいのでいいコンビネーションができているのではないかと思う」とチームワークに手応えを示していました。

水谷隼「金メダル獲得してどういう景色か見たい」

4大会連続出場となる水谷隼選手は同じ静岡県磐田市出身の伊藤美誠選手とペアを組む混合ダブルスと男子団体に出場します。

水谷選手は、「最近は筋力トレーニングをかなりやり、節制もしていて体が若返った。ここ数年間はけがも多かったほか、体が少し重いなと思っていたが、自分が努力することによって、20代半ばのころの体が戻ってきたような印象がある」と本番に向けた仕上がりに手応えを示しました。

そのうえで、「オリンピックでのメダルというのが一つの目標であり、夢であったが、リオデジャネイロオリンピックでそれを達成してさらに上を目指したいという気持ちでこの5年間やってきた。自分がまだ到達していない場所でもあるので、金メダルを獲得してどういう景色なのか見たい」と意気込みを話していました。

丹羽孝希「1発勝負 結果出して日本に貢献したい」

3大会連続出場となる丹羽孝希選手は男子シングルスと男子団体に出場します。

丹羽選手は「前回のリオデジャネイロオリンピックでメダルを取っているので、今回も必ず取らなければならないというプレッシャーがすごくある。団体のチームメートの水谷選手と張本選手はとても強いので、僕がもっとしっかりとやらなければいけないという思いは非常に強い。最近はあまりいい結果を残せていないが、オリンピックは1発勝負なので、結果を出して日本に貢献したい気持ちはすごく強い」と2大会連続でのメダル獲得へ強い決意を示しました。